ぽンすけ。ブログ

主に闘病記。タイトル【欠陥品】は病気の発症とされる時期(生い立ち)について。毎月末に【月詠み】として1ヶ月の軌跡をまとめています。他は思ったこと、言えないこと、言いきれない想いを綴ってます/⚠閲覧は自己責任

特別編/人生初の試み:暁天

 

2018/03/27

 

わたしの中で歴史に残る1日だった。
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和太鼓パフォーマンス:暁天

 

ロシア公演前に、公開稽古イベントが行われた。

 

前日まで、心の調子も悪く、ほぼ眠れず。

 

開演1時間前に現地付近に到着してしまうほど

緊張と、不安と、期待と…

 

色んな感情がグルグルしていた。

 

「あなたの病気は周りが困る」

「わかっているなら、身を引くべきでは」

 

そんな声が文字となって私に届いたからだ。

 

 

それでも、ちゃんと聴きたかった。

 

暁天さんの和太鼓演奏を。

 

その気持ちだけだった。

 

去年の秋、入院したときに

心に決めた目標があった。

「来年は自分が行きたいところに行く」

 

その1つに、暁天さんのイベントが含まれていた。

 

それを叶えたい。

 

叶えられる自分でありたい。

 

自信を持ちたい。

 

そして、身近で音楽に触れたい。

 

 

そんな思いで会場に入ると、

すでに和太鼓の音が響いていた。

 

今まで考えていたこと、悩んでいたこと。

 

全て吹き飛んだ瞬間だった。

 

 

足から頭まで響く音。

 

 

最前列に座った私は、童心に返っていた。

 

 

小学生の頃に所属していた、音楽団。

その扉を開いたときと同じ気持ちだった。

 

 

“ワクワクする…!!”

 

 

真剣に全体調整をする、つゆぽんさん。

そのパフォーマンスは“圧巻”だった。

息を飲む…とはこういうことだと思った。

呼吸を忘れるほどの迫力。

つゆぽんさん本人から湧き出る活気。

 

 

てぃけしさん。(1番右)


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振り上げた腕がメンバーと逆で、

目が合った気がしてお互い笑ってしまった。

細かい指導をつゆぽんさんから受けながら

必死に周りを見つつ、音を合わせる。

そのパワフルさと、明るさは

会場をホッコリさせてくれた。

 

 

ちょびさん。(1番左)



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 会場を盛り上げながらも、力の籠った音だった。

ミスをしたときに「ヤバい…」って

笑うちょびさんが可愛かった。

和太鼓の位置1つズレると、周りが見えず

リズムが狂ってしまう、1番端のポジションでの演奏は、

ロシア公演の最終調整でも、念入りに

調整するようだ。

 

 

 

創志さん。(左)


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優しく見守るお兄さんのようだった。

てぃけしさんが叩くリズムを隣で見守っていた。

優しいお兄さん…だけではない。

つゆぽんさんに続く迫力と力強さ。

固定した和太鼓が動いてしまうほどだ。

大きな身長で力強く振り下ろした腕は

バチを通して音になる。

その音は心強く、メンバーを支えているような

そんな感じがした。

小太鼓を使った難しいパートは苦戦していて

それでも笑顔で身体全体で楽しんでる、

そんな感じだった。

 

 

 

最後は。

賽助先生こと鉄塔さん。


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1番楽しそうで、見ているだけで笑顔になる。

一緒にリズムをとってしまう。

賽助先生の魅力を再認識した。

語るにも言葉が足りなくてもどかしいくらいだ。

 

 

 

とにかく、この5人が奏でる音は

壮大かつ繊細で、迫力に溢れていて

 

元気をもらえる。

音楽の楽しさを実感させてくれる。

 

 

こんな素敵な5人が演奏する音楽に

触れられたことを幸せに思う。

 

 

これから、イベントがあれば私は必ず

足を運ぶ。

 

 

1度だけでも……と思っていた私だが

1度では足りない。

もっともっと聴いていたい。

 

 

皆様もぜひ、肌で感じてみてください。

 

 


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特別編:完