シルシ
崖から落ちた少年は言った
「ボクの居場所はここなんだよ」と
「ボクはこの道を進むんだよ」と
気づけば陽の当たる場所に居た
それでも少年は言うんだ
「ここじゃない」と
君の歩く道ならば
どこまでも進んでゆけ
足音が鼓動へ 心音が道しるべに
暗いなら光になろう
暑いなら大きな木になろう
風を感じて休めばいいさ
何度でも他の道を指さすよ
君がいつでも通れるように
何度でも新しい光を教えよう
君がいつでも立ち止まれるように…
ボクの全てで印してあげよう
泣きたい時は雨を降らすから
叫べばいいんだ
笑いたい時はボクが隣にいるよ
笑ってやろう この世界を
暗いなら光になろう
寒いなら暖めてあげよう
瞼を閉じて休めばいいさ
どの道でもボクはそばにいるよ
君が迷っても戻れるように
何度でも新しい光を教えよう
照れ臭く笑う君を見ていたいから…
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『シルシ』
Lyrics by PoNSK