ぽンすけ。ブログ

主に闘病記。タイトル【欠陥品】は病気の発症とされる時期(生い立ち)について。毎月末に【月詠み】として1ヶ月の軌跡をまとめています。他は思ったこと、言えないこと、言いきれない想いを綴ってます/⚠閲覧は自己責任

汚れた世界を歩く理由

 

 

『この人が居る世界なら生きていたい』

 

そう思ったのは何年ぶりだろうか。

 

全く別の考え方なのに

同じ原動力で生きていて、

やり方は真逆だけど

やりたいことは同じで。

 

行き着く先にあるはずの世界は

同じ場所を見据えてる。

 

こんな感覚は初めてだ。

 

 

 

 

そして、さらには

『この人を見守っててあげたい』

…と、心底思う人が居る。

 

私と似たような考え方だから

言われなくても答えが分かる。

そもそも答えは分かってて

問いかけてきてくれる。

 

だから私は送り出す。

『好きなように、思うがまま走れ』

転んで怪我をすることは分かってる。

だから私は手当てする用意をして

送り出す。

 

後悔だけはしてほしくない。

私はそれが出来なかったから。

後悔だらけの人生で、

それでも救ってくれた人達がいた。

だから今度は私も救う側で在りたい。

 

 

ただ、

私が抱えているものが大きいから

自分が出来る範囲でしか救えない。

 

その人を救えなかったら

私は自分を責め続けるだろう。

 

 

だから。

 

 

私の考えを理解した上で、

サポートしようとしてくれる。

 

 

『この人が居る世界なら生きていたい』

 

 

いや、生きていけるのかもしれない。

 

 

私が救いたいと思う人にも

私は助けられている。

 

 

それぞれ別の考え方、生き方で

助け合いながら

手を差し伸べ合いながら

時には見守りながら。

 

 

そうやって廻る世界は

こんな薄汚れた世界の隅っこで

ちゃんと存在している。

 

 

 

この人達が居る世界を守りたい。