星に願いを

昨夜。

ブログを残したあと。

ずっと

「見上げてごらん夜の星を」を

泣きながら

星を眺めながら

唄っていた。

私が見上げた小さな星たちは

こんなにもちっぽけで、惨めで

それでも光を掴もうとする私を

包むように

照らしてくれた。

『やってみなきゃ分かんない』

そのとき、その瞬間だけは

そう思えた。

あとは送信ボタンを押すだけの状態にして

文字を並べ

LINEを閉じた。

そして。

安定剤をたらふく飲んで。

意識を手放した。

考えないように。

悩まないように。

強くあるために。

強い気持ちのままでいたかった。

きっと揺らいでしまうから。

こんな方法でしか

制御できないのが私だ。

コントロール出来ない。

【負】で覆い尽くされる。

【闇】で覆い尽くされる。

抗うための力がない。

その力を薬で補うしかない。

ロボットみたい。

もし、願いが叶うのなら。

中途半端に感情をもち、

それをコントロールできない

欠陥品のロボットじゃなくて、

何も感じない。

システムが構築されて

組み込まれている、

正規ロボットになりたい。