ぽンすけ。ブログ

主に闘病記。タイトル【欠陥品】は病気の発症とされる時期(生い立ち)について。毎月末に【月詠み】として1ヶ月の軌跡をまとめています。他は思ったこと、言えないこと、言いきれない想いを綴ってます/⚠閲覧は自己責任

暁天/初単独劇場公演(チルフェス)


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8/3。

暁天の日本では初の単独劇場公演。

昼の部のワークショップ(和太鼓体験)に

当選した私は、

『7月はこの日の準備に全て捧げる!』

そう決めて身体や心のケアを続けながら

暁天メンバーへの差し入れなどを考え

作成する…という1ヶ月を過ごした。

 

それほど当選したことが嬉しくて、

暁天メンバーの演奏をゆっくり堪能し

さらには和太鼓を教えていただける、

その幸せに舞い上がっていた。

 

舞い上がりすぎて

会場の最寄り駅を当日の朝まで

勘違いしたまま準備していたほどだ。

 

 

 

それはさておき…

 

 

 

猛暑に心折れそうになりながら、

それでも緊張と興奮が治まらず、

平常心…と言い聞かせて会場入り。

 

そんな葛藤も、

出迎えてくれた暁天メンバー、

叶さんの姿を見た瞬間にぶっ飛んだ。

動画の中の存在。

私の中では伝説の暁天メンバー。

お目にかかることなどないとすら

思っていた。

そんな方からパンフレットを渡された。

 

『おかえりなさい!』

それしか言えなかった。

 

ワークショップ参加者は

ステージ前2列の席。

席取りの心配をしていたが、

暁天スタッフさんを始め、

メンバーの気遣いに心を打たれた。

 

ワークショップ参加者が集合。

告げられたのは

「メンバーのレッスン後に発表会をする」

…という衝撃的な報告だった。

 

発表会など、高校の文化祭くらいぶり。

一気に緊張感が増した。

 

その緊張をほぐしてくれたのは、

やっぱり暁天メンバーだった。

「大丈夫、出来ます!楽しみましょう!」

つゆぽんさんがそう言っただけ。

それだけで何故か肩の力は和らぐ。

絶対的な安心感。

つゆぽんさんにはそんなものを感じた。

 

それからやはり、ちょびさん。

何かと笑顔にさせてくれる。

マイクパフォーマンスは優しさの言霊。

 

もう1人、私の緊張を和らげてくれた

てぃけしさん。

 

てぃけしさんの背中を見ながら

真似て和太鼓を叩く。

その繰り返し練習の中で、

私の顔はドンドン歪んでいく。

【分かってるのに間違えちゃう】

そんな葛藤だった。

それを感知してくれたかのように、

てぃけしさんは私の方を振り返り

変顔をしてくれたり、

間違える私に頷きながら

リズムをとってくれたり、

ちゃんと出来たら一緒に喜んでくれた。

 

創史さんは隙を見ては演奏中と同様、

つゆぽんさんの話を聞いてる私たちの姿を

グルグルと巡回しながら

様子を伺っては声をかけたりしてくれた。

『難しいよね…』と小声で声をかけたり。

私たちワークショッパーの立場になって

見守ってくれた。

それは演奏中、メンバーのソロを見守る

いつもの創史さんそのままだった。

 

ちなみにワークショッパーとは

ちょびさんが突然命名した、

ワークショップ参加者軍団のことである。

 

 

そして、賽助さん。

賽助さんは私たちワークショッパーが

練習している間、見本として

一番奥の和太鼓で先導し演奏してくれた。

その音についていく。

その音に合わせていく。

 

 

つゆぽんさんが船の船長なら、

賽助さんは操縦者。

てぃけしさんが旗を掲げ、

創史さんが風を読み帆を広げる。

そんな船に乗り込んだ私たちクルーに

この船を知り尽くしたちょびさんが

安心と勇気、パワーをくれる。

 

そんなワークショップだった。

 

私たちが練習し、その成果を発表したのは

【感謝(クンサー)】という曲。

 

本番、今までワチャワチャしていた空気が

つゆぽんさんの一音で一気に引き締まる。

出番を待つ私たちワークショッパーは

圧倒されていた。

 

そしてちょびさんのMCによって

私たちが舞台に上がり演奏をする。

正直、覚えていない。

そのくらい緊張していた。

 

盛大な拍手をいただき、一安心。

席に戻ると目の前で演奏が始まる。

 

そこでようやく気づいた。

私たちが教えてもらっていたのは

【感謝(クンサー)】の2章節くらいで

そのあとは暁天さんが引き継いで

演奏している。

 

その粋な演出、音が繋がっている、

その何とも言えない一体感に

私は号泣していた。

 

音の繋がり。

それは私が生きてこれた1つの理由。

走馬灯のように思い出が駆け巡り

それを実感していた。

 

【座禅太鼓】【ミレニアム】【氷火】【輪】

そして新曲の【鰓(えら)】

 

身体にズッシリと音が響き渡って、

間近でみる演者の表情に心を打たれる。

 

演者の笑顔を見ると引き寄せられて

身体がリズムを刻み、

演者の力強い眼差しに心が揺さぶられ、

演者の流れる汗に涙が込み上げてくる。

 

自然と拍手をして演者にエールを送る。

演奏中に声を出してエールを送れば

5人の呼吸がずれてしまうかもしれない。

だから拍手になる。

『届け!』と何度も心で叫んでいた。

 

【鰓(えら)】は楽しい曲だ。

私は【アンコールワット】が好き。

思わず身体が動き出す。

それと同じく【鰓(えら)】も演出が

暁天らしいものだった。

一緒に声を出したくなる。

一緒に「Fish!」とポーズをとりたくなる。

 

例えば辛いことや苦しいことがあったら

この曲を演奏しているメンバーを見て

元気をもらいたくなる。そんな曲だ。

 

 

あっという間に暁天の演奏が終わると

身体の力が抜けた。

ラソンを走り終えて倒れ込む、

そんな感じだ。

 

まだ夢心地。

 

 

夕の部は体力的に無理だろうと踏み、

昼の部で帰ろうと決めていた足が止まる。

 

さらには、ネコ隊長が到着。

一緒に昼の部に参加していたけむちゃん。

 

『けねぽン』再集結だ。

 

 

ネコ隊長が私のために

パピコを1本残してくれていた。

ありがとう。

(ただ単に奪っただけであるw)

 

さらにさらに、

以前からお近づきになりたいと思っていた

『こばたん』さんまで!

 

 

こうして私は暁天延長タイム。

夕の部へ参加したのである。

 

昼の部のワークショップで

隣の席だった方とも夕の部で遭遇。

「あっ!さっきの…!!!」と、

はしゃいでしまった。

 

 

夕の部は当日券。

実はスタッフさんに昼の部のときに

個人的にご挨拶をさせて頂いた。

「すみません、夕の部も来ちゃいました!」

と言うと、笑顔で「延長ですね(◍´꒳`◍)」と

感謝されてしまった。

感謝したいのは私なのに。

 

夕の部では【アンコールワット】が演奏され

私はノリノリだ。

そして、もちろん【鰓(えら)】も。

【パノラミカ】はやはり圧巻だった。

 

 

昼の部も夕の部も、沢山の感情の渦の中で

「凄かった!幸せだった!」

それしか言えない。それだけでいい。

 

益々、暁天が好きになった。

 

元々は『鉄塔さんがいる』『音楽が好き』

それだけの思いで聴き始めた暁天。

だが、公開稽古→台湾フェスで

どんどん魅了されていった私は、

このチルフェスでの公演で

【暁天箱推し】となった。

 

まだまだ演奏の違いや詳しいことは

これからも暁天の演奏を通して

勉強したいと思うが、

それと同時に応援する気持ちが強くなった。

 

何より叶さんが帰って来た。

6人体制となるこれからの暁天。

曲によって演者や雰囲気も変わるだろう。

これも楽しみの1つだ。

 

 

最後に。

今回、暁天メンバーへの差し入れとして

5人のイラストを描いた。

ちょっと工夫したイラストにした。

ちょびさんにその説明をしたら、

「すげー!楽しみ!!!」と喜んでくれて

その声に創史さんが寄ってきて

改めて説明をすると、ニヤニヤしていた。

イラストの構造は

ちょびさん・創史さん・てぃけしさんへ

1人ずつ書いた手紙の中に秘められている。

 

暁天への差し入れだからこそ、

イタズラ心満載の差し入れにしたのだ。

 

だって、

 

暁天メンバーはそういう人達でしょ?

 

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END