ぽンすけ。ブログ

主に闘病記。タイトル【欠陥品】は病気の発症とされる時期(生い立ち)について。毎月末に【月詠み】として1ヶ月の軌跡をまとめています。他は思ったこと、言えないこと、言いきれない想いを綴ってます/⚠閲覧は自己責任

どこイキ聖地巡りの旅


f:id:donald1220mk:20180614143458j:image

 

6/13。

 

Twitterで繋がった2人との

初顔合わせ&初の三人称聖地巡り。

 

正直、この日が本当に迎えられるとは

思っていなかった。

 

色んな準備をしながら

【本当に2人は来るのだろうか…】

【嫌われるかもしれない…】

 

そんな不安に飲み込まれそうになった。

 

そんな渦中にいた私に、前日、

電話が鳴った。

 

【あぁ…終わった】

 

そう思いながら電話に出ると、

予想とは違う言葉が聞こえた。

 

「不安なこと、何かある?」

「発作が起きたら、どう対処するのが1番いいか教えてほしい。」

 

などなど、私の体調や心調を

心配する言葉だらけだった。

 

そもそも、「不安障害」という

精神障害者であると判断されたのは

遡ること2年前。

それ以来、私の近しい人ですら

遠出を懸念し避けていた。

 

去年の11月。

心療内科に入院してからは、

【自分のやりたいことをやる】

【自分の行きたい所へ行く】

 

そう決めたが、それは単独での行動。

 

『誰かと一緒に…』なんて

怖くて考えることを避けていた。

 

 

人を遠ざけ、遠ざけられた私には

涙が出るほど嬉しい心遣いだった。

 

 

そして、当日。

 

 

予定よりも早く待ち合わせ場所、

上野駅」に到着。

 

 

そこにはもう、聖地巡りのプランを

1人で練ってくれた方が到着していた。

 

『けむそん』だ。

 

 

【本当に来てくれた。会ってくれた。】

 

そう思った。

 

 

前日に電話をしてくれたもう1人、

『ネコ隊長』。

 

ドンピシャさんと同じように遅刻した。

 

改めて3人揃う。

何とも幸せな瞬間だった。

 

 

何も聞かされていない私とネコ隊長。

 

 

早速電車に乗るもソワソワ。

 

着いたのは『錦糸町』。

 

 

可愛い園児たちがお散歩している中、

我々が辿り着いたのは『錦糸公園

 



f:id:donald1220mk:20180614145529j:image

 

ドンさんとぺーさんが

鉄塔さんの台湾フェスが終わるのを

待っていた場所。

 


f:id:donald1220mk:20180614145739j:image

 

ネコ隊長は、ドンさん推し。

 

「推しと同じ事をやる」

 

これが聖地巡りの醍醐味!

 

 

そして、


f:id:donald1220mk:20180614150035j:image


f:id:donald1220mk:20180614150145j:image
f:id:donald1220mk:20180614150240j:image

 

残念ながら、ガムのおもちゃは

見つからなかった。

 

 


f:id:donald1220mk:20180614150427j:image

 

熊はW杯仕様になっていた。

 

 

この流れだと…まさか。

 

 


f:id:donald1220mk:20180614150610j:image

 

鉄塔さんが走った場所。

 

鉄塔さん推しの私。

 

お昼時で人がワラワラと

ビルから出てくる中、

 

けむそんとぽンすけは見事再現。

 

動画に納めているが、あまりにも

はしゃぎすぎたので割愛する。

 

 

普段、走ることは愚か歩くことも

最低限の私だ。

 

ここでエネルギーが早くも

切れ始める。

 

 

目指すは、スカイツリー

 

私にとってこれも人生初である。

 



f:id:donald1220mk:20180614151125j:image

 

牛久大仏は行ったことがある。

 

2人に「どっちが大きい?」と

聞かれたが、

間違いなくスカイツリーだ。

 

【化け物だな…】

スカイツリーの足元に

初めて立った私はそう思った。

 

三人称がお土産探しで歩いた場所は

惜しくも通れなかった。

 

通った道は学生が行き交う

別のお土産コーナーだった。

 

リベンジすることも3人で考えた。

が、私はすでにヘロヘロ。

 

2人は察してくれたのか、

スカイツリーに背を向けて

次の目的地へ。

 

 

スカイツリーから近い、

おそらく三人称が立ち寄った

「ジョナサン」で昼食タイム。

 

ちなみに、ジョナサンも人生初だ。

 

冷たい物…塩分…更にはタバコ。

身体が色んな物を欲していたが、

「 これから先も歩くよ」という

けむちゃんのお告げがあり、

サバの塩焼き定食で塩分補給を選択した。

 

 

それから更にどこに行くかも

告げられないままひたすら歩く。

 

塩分補給をしたとはいえ、

辛いものがあった。

 

実は私は小学生のとき、

左足のアキレス腱を負傷。

 

爆弾を抱えている。

 

2人には言えなかった。

 

ただただ、先を歩く2人の背中を

ひたすら追った。

 

予想していなかったギックリ腰、

まだ完治しておらず、

腰を庇うが故に骨盤付近の筋肉も

張ってしまっている状態。

 

歩くというよりも、

足を前に引きずり出すような

そんな状態だった。

 

次に到着したのは


f:id:donald1220mk:20180614152737j:image

 

鉄塔さんがカルピスを持ちながら

暁天のリハーサルを終え

降りてきた階段。

三人称が揃った場所である。

 

この場所は3月に行われ

私も鑑賞した「暁天公開稽古」の開催地。

 

【この場所で初めて暁天の演奏を聴いたんだよなぁ…】

 

…と、浸りながら煙草を吸った。

 

 

もう限界に近い、いや、

限界を越えている足に力を入れ

更に歩く。

 

そんな時、

2人は突然、路地裏の日陰に入り

ちょうど良い高さの石壁に座り出した。

 

 

休む時間をくれたのだ。

 

 

嬉しさと疲れと、

何より情けない自分に

休憩というより放心していた。

 

 

何度謝ったか分からない。

でも2人は笑ってくれた。

こんなに嬉しいことはない。

 

痛む腰を上げ、次に見えたのは


f:id:donald1220mk:20180614153910j:image

 

三人称いわく、エッチな乗り物。

 

橋の上で感じる風が気持ち良かった。

 

 


f:id:donald1220mk:20180614154044j:image

 

この場所と言えば。

 

…考えるのは三人称ファンなら

想像がつくだろう。

 

(2人は何故かカニ?蛙?を探していたw)

 

 

海育ちの私にとっては、

水辺は癒されスポット。

暑さを感じさせないほどの

冷たい風が心地よかった。

 


f:id:donald1220mk:20180614154420j:image

 

ようやく着いた……が。

肝心のブランコが

残念なことになっていた。

 

日陰に腰を下ろし休憩していると、

突然隊長が動き出す。

つられて私も立ち上がる。

 


f:id:donald1220mk:20180614154623j:image

 

私たちなりの再現のために(笑)

 

 

そして、巡りスポットも残り僅か。

 

目指すは…

 


浅草。

 

一気に外人が増える。


f:id:donald1220mk:20180614154948j:image

 

エッチな乗り物をまた見つけ、

下らないやり取りで3人で笑い、

 

いざ、



f:id:donald1220mk:20180614155750j:image


f:id:donald1220mk:20180614155818j:image


f:id:donald1220mk:20180614160125j:image


 

 

平日にも関わらず賑わっていた。

フローズンを飲んで身体を冷やし、

 

 おみくじ。

 


f:id:donald1220mk:20180614160410j:image

凶も3人揃えば3強である。

 


f:id:donald1220mk:20180614160444j:image

 

御朱印をもらいに行こうと隊長と向かう。

 

だが、2人とも初めて。

 

厳粛な雰囲気に心が折れた2人。

眺めただけで良しとした。

 

お参りを済ませ2人はお土産探しへ。

 

私は誰かにお土産を買う必要がない。

 

お土産より喫煙。

暫し2人のことを考えながら

楽しい時間の終わりを感じていた。

 

 

お土産探しから戻ってきた2人。

「ぽンちゃんにお土産!」と、

渡されたのは。

 

フローズンを買ったお店に並んでいた

おかき。

 

実はこの時、三人称カラーの巾着を見つけ、

「鉄塔さんカラーのやつ、いいなぁ」

「ゆずポン酢のおかき、美味しそう」

…と、私はブツブツ言っていた。 

 

ブツブツ言っていただけで、買わなかった。

 

 

2人は、その時の事を覚えていたのだ。

 

 

思わず泣きそうになった。

 

 

そして、最後は。

安定のサイゼリア

 

私はようやく、

リュックからあるものを取り出す。

 


f:id:donald1220mk:20180614161639j:image

 

 

腰を痛めながらも、

【2人への感謝を何か残る形で伝えたい】

 

そう思いながら描いたイラスト。

 

2人の喜ぶ顔を見て、

【頑張ってよかった】と心から思った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

今回の

三人称どこイキ聖地巡りの旅。

 

2人に散々迷惑をかけ、

自分の至らなさを痛感しながらも、

2人の優しさと笑顔に助けられた

幸せな1日だった。

 

忙しい中、1人この日のプランを練り

電車の時間、マップまで

細かくノートにまとめ、

楽しませてくれたけむちゃん。

 

後ろを歩く私を何度も振り返っては

声をかけて笑顔を向けてくれた。

優しさと、華やかさ溢れるネコ隊長。

 

そして、この2人がいると

何でも楽しくて、やり取りが面白くて

いつまでもこの2人の背中を見ていたい。

 

そう思いながら2人の背中ばかり

写真に納めていた。

 

上野駅で2人とは別のホームに向かう時

振り返ったら泣いてしまう、

そう思うくらい幸せな日だった。

 

【病人はイベントに参加するな】

【周りの気持ちも考えろ】

【こっちまで辛くなる】

 

そんな言葉を散々SNSでぶつけられた。

人と関わりすぎてはいけないと

1人思い詰まっていた。

 

そんな私の腐っていく心に

立ち向かってくれたのが

けむちゃん。ネコ隊長。

 

実際に会って、行動を共にして、

2人がどう思ったのか。

 

『めんどくさい』

『疲れる』

『辛くなる』

私を見て、そう思ったかもしれない。

 

そんなことを考えると怖くなる。

 

たとえ、そうであったとしても、

この聖地巡りの思い出は

私にとっては心に残るものであり

2人との出会いに感謝!であることに

変わりはない。

 

貴重な1日だからこそ、

このblogに残しておきたい。

 

 

こんな幸せなblogがまたいつか

書ける自分であることを願いたい。