ぽンすけ。ブログ

主に闘病記。タイトル【欠陥品】は病気の発症とされる時期(生い立ち)について。毎月末に【月詠み】として1ヶ月の軌跡をまとめています。他は思ったこと、言えないこと、言いきれない想いを綴ってます/⚠閲覧は自己責任

掲げること

 

 

元号が4月1日公表と決まった。

そのとき私は

どうなっているのだろうか。

 

 

 

<掲げること>

 

 

 

間違いなく。

今月中には

私は元に戻るだろう。

 

誰にも縛られず。

1人で生きていくと決めた。

 

30歳という節目を迎え、

昭和、

平成を走ってきた。

両手両足に重りを付けられ、

小さな檻の中を全力で。

生きるために走り続けた。

 

その檻から飛び出して

その先にあったのは

また。別の檻だった。

 

2018年。

平成30年。

たくさんの人と出会い

たくさんのことを学び

両手両足に付いたままの重りを

ようやく

外せるようになった。

 

次は。

 

この檻から出る。

 

飛び出した先に

何が待っているのか。

それは分からない。

 

今よりも苦しいかもしれない。

今よりも辛いかもしれない。

 

それでも。

自分で決めた道なら

歩いて行ける。

 

自分で選んで付けた重りなら

その重さも取り外しも

私次第だ。

 

ときには

自分の意思で

大きな重りに変えるだろう。

 

でもそれは。

外せると分かっているからだ。

 

重すぎるものを付けて

身動きが取れなくなることも

きっとあるだろう。

 

そのまま

沈んでいく選択をすることも

きっとある。

 

選んだのは過酷な道。

 

決して楽な道ではないからだ。

 

それでも

切り開くと決めたのは

過去の私を肯定するため。

 

過去の私があるから

今があると

実感するため。

 

無かったことにしないためだ。

 

 

私の生きてきた道、経験は

きっと誰かの心に寄り添える。

 

痛みも辛さも苦しさも。

治してはあげられないけど

寄り添うことは出来る。

 

ここに。

それらと闘う私がいる。

 

一生かけて挑む私がいる。

 

それはきっと。

誰かの目印に、

誰かの心に見えるはずだ。

 

怖い。

辛い。

苦しい。

寂しい。

 

 

いろんな私が存在する中で、

選んだのは

【証明すること】だ。

 

 

弱さは決して悪いことではない。

痛みの中に癒える傷もあること。

苦しみの中でしか見えない、

光があること。

辛さの中でしか感じることの出来ない、

幸せがあること。

 

私がこの身の全てを懸けて

学び、闘い、失い、得てきたもの。

 

これからも

そうやって生きていくこと。

 

 

 

小さな1歩は大きな1歩。

踏み出した1歩は

思っているよりも大きい1歩だと

私の存在をもって

証明していきたい。

 

 

何度だって立ち上がれる。

何度だって這い上がれる。

 

崖に落ちたのなら

怪我が癒えるのを待って

掴める岩を探しながら

また登ればいい。

 

何度だって

ルートを変えていい。

最短距離の険しい岩を掴んでいくか

遠回りしても安全に確実に

岩を掴んでいくのか。

 

どっちだっていい。

登れるのなら。

諦めないのなら。

 

1度登ると決めたなら

悩んで苦しんで泣きながらでも

登りきれ。

 

 

必ず這い上がれる。

 

 

それを証明するために。

 

 

私は孤独な登山へ出発する。

 

 

命綱もない、登山。

 

 

導く人もいない、登山。

 

 

誰も登ったことがない道を

私は行くと決めた。

 

 

やり通すよ、力尽きるまで。

 

 

登り切ったあと、

私にはもう

次の1歩を踏み出す力は

残っていないかもしれない。

 

それならそれでいい。

 

 

【証明】出来るのなら。

 

 

 

それが最期でも構わない。

 

 

生きた証を残せ。

 

 

登ってきた道に目印をつけて

誰かが同じように落ちた時に

登り方が分かるように。

 

 

残していくよ。

 

 

 

闘いは始まっている。

 

 

 

自分が納得するまで。

 

 

 

私は挑み続ける。

 

 

 

〈ぽンすけ〉の後ろで。

 

 

私は。

その身を隠して。

 

己の運命と闘い

抗っていく。

 

 

〈ぽンすけ〉が表立って笑っている。

その裏で。私は。

 

 

苦しみ続ける。

 

 

 

【証明】するために。

 

【肯定】するために。

 

 

だから。

 

 

 

本当の私は見つけないで。

 

見ないで。

 

 

終わりのない闘いに

挑んでいく私はきっと。

 

 

崩壊していくだけだから。

 

 

それでいい。

 

 

全てを懸けて

 

【証明】するよ。

 

 

弱さは強さに変えられると。

 

それが残せて

誰かの心に届くのなら。

 

 

私の生きてきた30年間は

肯定される。

 

 

 

『もう役目は終わった』

『もうやり切った』

 

 

その時にようやく

報われるのだろう。

 

最期を決めるだろう。

 

 

笑顔の私で。

 

みんなに託して逝くよ。

 

 

そのときまで。

 

 

 

1人。

闘い続ける。